製造部 生産技術課
Production technology
VOICE

先輩の声

製造部 生産技術課 
生産技術部長
Tさん 2006年4月入社

入社のきっかけ

20歳の時に広栄と同業の会社を経営していましたが、35歳の時に会社を畳むことになりました。
その際に甘崎社長から「うちへこないか。」とお声をかけて頂いたのが入社のきっかけです。
実は20歳で起業した時に、組立の研修でお世話になったのが広栄なんです。
なので甘崎社長とは出会ってから37年になるんです(笑)

仕事内容・1日の簡単な仕事内容

治具・設備の設計と作製がメインになります。あとは保全業務、品質改善や工程改善など多岐にわたります。
組立現場から「この組立工程に治具・設備を投入し、効率を上げれないか?」「品質問題が発生したので治具・設備で解決できないか?」「機械の調子が悪いので見に来てほしい」など様々な要望の対応にあたっています。

生産技術課で一番難しいのは、新製品の立上げの時ですね。
取引先から要求されたことを満たす為の治具・設備の作製を決められた納期に対応していく難しさがあります。
特に新製品立上げ部署が重なると大変です(笑)

仕事の目標

利益向上や品質を高めるのは当然の役割ですが、組立現場では様々な問題を抱えていますので、生産技術課の力で現場を快適にしていきたいですね!
組立をする時に手が痛かったり、部品が見えにくかったり、難しいコツが必要だったりと組立現場の問題は様々。
組立作業に従事して頂いているパート作業者さんのストレスを取り除き、安全で安心して仕事をして頂ける環境を整えるのも我々の役割です。

仕事のやりがい

自分達で作った治具・設備で結果が出た時に達成感が味わえますね!
また現場のパート作業者さんの方から「手が痛くなくなった!」「簡単に組立が出来る様になった!」など、直接声をかけて頂ける事などもあるのでホッとすることもあります(笑)

生産技術課の仕事は、利益に直結する部署だと考えます。
改善することで、生産が上がったり、不適合品が削減したり、結果がはっきりと表れ、やりがいを感じやすい部署だと思います。

これからチャレンジしてみたいこと

基本出来ていない事、やったことが無いことは全てやりたいなと思うんですよ。
新しいことにトライしたいっていう気持ちを持ち続けたいと思いますね!
新しいことにトライする事って、はじめはしんどいですがやっぱり楽しいですからね(笑)
とにかく今の現状に満足することなく、思いつく事は全てやってみたいです。

苦労したこと・どうやって乗り越えた?

一番大変だったのは、新しい部署の立上げ業務でしたね。
下関工場の立上げの時、現場には事務机とパソコン1台あるだけの環境で、パート作業者さんもゼロの状態からのスタートでした…。
山口に単身赴任しながら、3部署立上げたときは本当にきつかったですが、そんな激動の中でもとにかくおもろかったです。

そんな時期をどうやって乗り越えたかっていうと…。

結局いろんな人たちに助けられているんですよね。多くのアドバイスを頂き、支えられました。
一人では何もできていなかったと思います。立上げ当初は、順風満帆とはいかず「納期に間に合わない」「取引先から要求された数を達成できない」と、どうにもならない時に大阪の社員・パート作業者さんたちが山口まで応援に来てくれました。

自分ひとりでは達成できないことも、仲間たちと力を合わせて乗り越えてきました。
これからの若い人達にもそれを伝えていきたいですね。

休日の過ごし方or趣味(今ハマっているもの)

休みの日は、天気が良ければバイク(自転車)に乗っていますね。史跡や神社・仏閣が好きで、歴史上の人物のゆかりの地などを見つけるとバイクで走りに行きます。
関ヶ原が好きなので、現地まで車で走り、その後合戦場や武将たちの陣跡などをミニベロで巡ったりしましたね。元々バイクに興味は全くなかったんです。ただこの仕事に携わっているうちに自転車に触れる機会があり、なんとなく乗り始め、今では自分でバイクをイチから組み上げます。しかしこれが仕事に役立つことも多いんで、所有台数が増えたのもそれが理由の一つですね。